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(水月 彩乃)

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温泉にて

 「紅葉もそろそろ終わりになる11月半ばに温泉にやって来た水月彩乃(みづき あやの)。日が沈み、あたりが夕闇に包まれつつある頃に温泉についた彼女を迎えてくれた物は小さく、細かく降り積もる雪でした。」

 このCGのラフ絵は1999年11月、最初のホームページが開設される前に定山渓温泉に行った時に描いた物です。

 当時温泉に行った時には温泉に行く途中から雪が降り出して、一夜明けたら辺り一面銀世界!前日までは雪がなかったのに、何もかも真っ白になってた記憶があります。

 そんな中、深々と雪が降ってる景色を旅館の中で見ながら描いたのがこのCGのラフ絵です(ちなみに当時ぼくが見た風景は紅葉の山ではなく、笹林でしたが・・・)。

 そして、そのラフ絵を元に線画に描き起こし、色を塗ったのがこのCGですが、完成するのにちょうど丸2年かかりました(汗&笑)。

 ラフ絵を描いた当時ではPhotoshopとPainterの画像データのやり取りに制限があったんだけど、PhotoshopElementsになってPhotoshopとPainterのデータの互換性が高くなり、色塗りの作業中でも自由に画像データのやり取りするが可能になったのでようやくこの絵に色を塗って完成させようという気になりました。

 ちなみに、浴衣の紅葉やイチョウなどの葉の柄はPainterのイメージホースを使って描きました(この絵のために自作で紅葉のペンを作りました)。

 そういえば、このキャラは線画描きやWeb登場では3番目なのに、ちゃんとしたオリジナルキャラとして登場したのは7番目というちょっと変わったキャラです。

 実は、線画を描いた当初はこの娘に名前は付いてなく、温泉に来た女の子以外、設定も何もありませんでした。

 でも、このまま1度描いたっきりで埋もれさせてしまうのはあまりにもかわいそうと思ったので、2001年(2番目のプロバイダの時)に水月彩乃という名前と、神社の巫女という設定を与えて新たにCG(お月見巫女)を描きました。その時点でようやく自分オリジナルのキャラとして確立されたのです。

 おまけに水月那美のお姉さんで、松原由果のクラスの委員長にもなったし・・・(笑)。

 で、お月見巫女を描き上げた後この絵に色を塗って完成させたのですが、この絵とお月見巫女の水月彩乃を見比べてみたら・・・なんかキャラの感じが全然違う・・・(大汗)。

 2年で自分の絵のタッチがあまりにも変わってしまった事をつくづく思い知らされました・・・。

(2001/11/14UP 708×482Pixels 83KB PhotoshopElements,Painter6)