－人間界の料理が食べたくてやって来た腹ペコ天使－

　元々は天国で暮らしてた２枚羽の天使である。

　人間界の料理が食べたくて天国から降りてきたのだが、料理を食べるにはお金が必要だと言われ、お金を稼ぐために最初は旅籠の下働きをしながら冒険者をやってたが、すぐに魔物に襲われて大怪我をし天国に戻る事に。

　それが何度も続いた結果、旅籠もクビに・・・。それで次の仕事を探しに港町の求人広告を見たら、港町から離れた所にある鉱山で調理師の求人を見て、「自分で料理を作ればいつでも人間界の料理を食べられる！」と思って鉱山の方へ。そこで見様見真似で作った料理がすごく美味しかったのでそのまま鉱山での調理師になったのである（もちろん調理師免許も取って・・・）。

　だが、「お前の料理、すごく美味過ぎるんだが、カロリー計算出来てるのか？お前の料理食べた奴、みんな必要以上にぶくぶく太って働かなくなったぞ！俺達は鉱山で働いてるし、長時間働けるように、ちゃんとカロリー計算した物を作ってくれ！」と鉱山長に言われ、それからは料理とカロリーに関係した本を読んで猛勉強して栄養士の免許も取得。そのおかげでちゃんとカロリー計算出来るようになって、鉱夫の体調管理も出来るようになり、今では鉱山で料理を作る仕事を完全に任せられている。

　一方で冒険者としては求人広告を見た時から冒険を再開。１度は大怪我をして天国に戻ったものの、鉱山の人たちは優しい目で人間界に戻って来るのを待ってくれた。そして調理師と冒険者の両立を認めてくれた。

　また、鉱山がすごく忙しい時には鉱夫として働く事もあったシーロは冒険でも捜索依頼で鉱脈を見つけるのが得意で、特に銀鉱を探すのに長けている。

　ちなみにモンスターと戦う時の武器は槌，槍，剣だが、シーロにとっては鉱山でも使っている槌の方が扱いやすいようだ。

　冒険では海港系ではマリアナと，喫茶店系ではシャギー（Webではまだ未登場）と同行。そのよしみでシーロが冒険で料理を作れない時にはスーラやピクルスが代わりに鉱夫たちの料理を作る時もある。

　性格はのんびり屋さんで食べ物の事しか考えてない。冒険を始めた頃は「冒険から帰って来たら何食べようかしら・・・？」と思っていたが、鉱山の調理師になってからは「冒険から帰って来たら何作ろうかしら・・・？」と思っている。

　また、スーラとは性格も似ていてお互い料理好きであるせいか、会うといつも料理の話をしている。

　ちなみにスリーサイズはB87，W58，H85。