－まだまだ巫女の修行中、月の妹巫女－

　お姉さん巫女水月彩乃（みづき　あやの）の妹であり、山上紗奈（やまがみ　さな），植森もこと（うえもり　もこと）と同じ幼稚園に通ってる女の子である。

　ちなみに那美と紗奈、もことが通ってる幼稚園は「白樺の森幼稚園」。日中須美（ひなか　すみ）や難波るみる（リュミル・ナティア）とは通ってる幼稚園が違う。

　性格は甘えん坊で泣き虫。よくいじめられるので幼稚園ではいつも紗奈が面倒を見ている。誕生日が２人とも近い（ちなみに紗奈の誕生日は１月９日）事もあってか那美と紗奈はすごく仲の良い友達である。

　そして、まだ５歳という事もあって、巫女としての霊力もまだまだ。巫女の修行はお姉さんの彩乃にくっついてお遊び程度にやっているという感じである。

　洋物の好きな母親の影響が大きいせいか、巫女の家系であるにも関わらずお洋服が大好き。服装ごとに髪形まで変えてしまうおしゃれ好きでもある。

　また、那美の巫女装束は普通のとは違っていて、下は実はリボンのついたスカートである。巫女の修行をはじめた時、最初那美は「お洋服の方がいい！」と言って駄々をこね、なかなか巫女装束を着なかった。

　それを見兼ねた母親が那美のために洋服から巫女装束を作ったのである。可愛くてお着替えもしやすいのが気に入ったらしく、それから那美は喜んでその巫女装束を着て巫女の修行をするようになったとか。

　ちなみに彩乃と那美の両親は大恋愛をして結婚した。神主であり和物が好きな父親といい所出のお嬢様であった洋物好きの母親。趣味は全然違うがいつもお互いを理解しあっているので両親の仲はすごく良いのだ。

－２人目のお姉ちゃん？（＆クイン）－

　杉倉皐月（クイン）は２番目の飼い主に捨てられた後、お腹が空いてフラフラになっている上に病気になってた所を彩乃達に助けられた。その時那美が一番皐月の面倒を良く見たのである。

　その恩からか皐月は元気になって自分で１人暮らし出来るようになった今でも、たまに猫の姿で顔を出したり、神社が忙しくなった時には人間の姿になってお手伝いをしたりしている。

　那美は皐月がいつも優しくしてくれるのですごく気に入っている。那美が「お姉ちゃんが２人いるみたい」と思うくらいで、神社が忙しくなりそうな時には皐月が来るのを心待ちにしている。

　那美もまた皐月が前に神社でお世話した猫である事にうすうす感ずいている。でも、那美もその事は口にしない。また、那美達は皐月の猫としての名前を全く知らない。

Web登場：７番目（2000/7/19）
正式デビュー：８番目（2001/9/30）