－お祭り好きで毒舌家なハロウィンの国の王女－

　魔界にある辺境の大国であり、ハロウィンの国でもあるランタンゼル王国の王女で、途中から日中須美（ひなか　すみ）やリュミル（難波るみる）のいる夏海幼稚園に転園してきた混じりっ気のない正真正銘の悪魔である。

　10月に偶然魔界に悪魔の姿でやって来たリュミルや天使の姿でやって来た須美とハロウィンパーティーをして、その時に２人と仲良くなったが、そこで人間界に興味を持ってしまいハロウィンパーティーが終わった真夜中に家出して１人で人間界にやって来た。

　ランタンゼル王国の住人は古くから人間と関わりを持ち、須美達のいる所ではハロウィンの季節である10月の１ヶ月間と、ハロウィンに似た行事（ここでは七夕をさす）のある７月と８月の１～７日までの期間に人間界に現れお祭りを楽しみ（他の所でもハロウィンに似た行事があるのなら１週間は人間界に現れる）、それ以外ではずっと魔界で暮らしている。

　だが、人間界に興味を持ったシファーネは、お祭り以外では人間界に行かない禁を破ってやって来たのである。

　古くから人間界で活動している種族だからか、悪魔なのにも関わらず光レジストを持っていて昼でも行動できる。

　また、天使のリュミル達や妖精のユリカ・シルフィリーネ（光風友里加）達のように羽や尻尾，角を隠して人間の姿になる事も可能である。でも、天使や妖精と違って悪魔の場合は能力であり、魔力がなくなっても人間になれる。ちなみに人間の時の名前は瓜灯志思音（うりあかり　しおね）である。

　また魔法は闇，炎，地，水，回復の魔法が使える。５歳ながら魔力は悪魔になったリュミルと同等（もしくはそれ以上？）の力を持っていて、魔力が暴走すると世界がどうかなってしまう可能性があるのだが、精神面はリュミルよりもはるかに強く、自分をちゃんとコントロール出来るので、混乱したり暴走する事は全くないので大丈夫である。

　もちろん普段でも頭が良く、５歳キャラの中では植森もこと（うえもり　もこと）と並ぶくらい賢さが高い。シファーネもいつも本を読んでいるのだが、彼女の方は人間界のお祭りに関しての本をよく読んでいる。さすがお祭り好きの国の王女である（笑）。

　ただ、まだ人間界に来て間もないせいか、一部のお祭りや行事を間違えて覚えているのもあるようだ・・・。

　性格はおとなしい割にいたずら好きで毒舌家。怒ったら恐い日中理紗子（ひなか　りさこ）でさえもたじろいでしまうくらいの毒舌っぷりである。さらに何を考えてるか分からない部分もあるので、初めて会った人には引かれるか誤解されてしまうかも知れない。悪魔らしいといえばらしいのだが・・・。

　でも、じっくり話してみればすごくいい娘で友達思い。困った人は放って置けないタイプでもある。お祭り好きでいたずら好きな悪魔っぽい所はあるものの、古くから人間と関わってきた国の王女としてしっかり教育を受けているからか、人との付き合いは意外にも良く、今垣輝子（いまがき　てるこ），井村真梨子（いむら　まりこ），井村明友美（いむら　あゆみ）とも次第に仲良くなっていった（でも、須美とリュミル以外には自分が悪魔の王女である事を隠している。それに、シファーネ自身、王女と呼ばれるのはあまり好きではないらしい）。

　また、たまにお約束的な行動に走る場合もあり、あまりにもベタな行動で周りが戸惑ってしまう事も・・・（笑）。

　今はシファーネが心配になって、後で人間界にやって来た執事のじいと２人で人間界の１軒の家で暮らしている。たまに父親である王や母親である王妃も人間界にやって来てシファーネの様子を見ているようだ。

Web登場：23番目（2003/10/27）
正式デビュー：19番目（2010/10/22）